「意外とちっちゃい」「普通の街角にポツンとある…」
なんて理由で、「世界3大がっかり名所」という不名誉な称号で知られるブリュッセルの「小便小僧(Manneken Pis)」。
…
とはいえ、ちょっと待って!
その歴史?や、様々な情報を知っておけば、ガッカリなんて言わせない!楽しい観光になる事間違いなし。
というワケで、このページでは、そんな小便小僧についてご紹介したいと思います。
そもそも「小便小僧」って?
1916年、彫刻家ジェローム・デュケノワによって作られた、おしっこをする少年の像。
愛称はジュリアン。
この像が作られた由来は諸説あって、有名なのが、TV番組「トリビアの泉」でも紹介された、「反政府軍が仕掛けた爆弾の導火線を、おしっこで消し止めた」という英雄の少年を模したものという説。
その他、「魔女の家におしっこをして石にされてしまった少年」、「戦争の際、敵軍におしっこをかけて味方を鼓舞したブラバント公ゴドフロワ2世」なんていう説もあります。
ちなみに、この小便小僧は度重なる盗難にあっていて、展示されているのはレプリカ。
さらに、現在、本物としてブリュッセル市立博物館(通称:王の家)に収蔵されているものも、オリジナルである可能性は低いといわれていますが、はっきりとしたことはわかっていません。
「小便小僧」へのアクセス
…と、そんな小便小僧へ!
小便小僧は、ブリュッセル一番の観光地であるグランプラス広場から、徒歩数分の場所にあります。(グーグルマップで開く)
近くには、↓タンタンの壁画 もありますよ!
実際に「小便小僧」を見てみた!
…てなワケで、やってきました小便小僧。
「世界3大がっかり名所」とはいえ、やっぱり大人気の観光スポットで、オフシーズンのこの日でも、多くの人たちがカメラを構えていました。
なるほど思ったよりも小さい(笑)ですし、町中に唐突に存在しています。
ブリュッセルはとにかく街並みがすばらしいので、それをすべて含めての眺めや雰囲気が、価値あり!って感じですね。
それに、周りにはゴディバなどの有名チョコレートショップも多くありますし♪
衣装に注目
世界一の衣装持ち?!としても有名なジュリアン。
現在、1000着近くあるといわれています。その衣装は世界中から贈られていて、前述のブリュッセル市立博物館(王の家)に展示されています。
訪ねた時の衣装が楽しみですね!
こんな「小便小僧」も楽しみたい
超有名観光地である小便小僧のまわりには、それをモチーフにしたお店などが数多く存在します。
ベルギーといえば…なワッフル屋さんにも!
個人的に超おすすめなのが、ジュリアンをかたどったお土産!
日本で言えば、たぶん、「東京タワーのお土産」みたいなベッタベタなダサ土産だとは思うのですが、そのキッチュさがなんともカワイイ!
↑特にこんなピンバッジなんて、帰国後もかなり使っちゃってます。
実際はかなりちゃちいんですけどね(笑)
また近くにある「チョコレート博物館」には、チョコレートで出来た小便小僧も展示されていました。お時間がある人はぜひに。