ブリュッセルの中心にあり、この土地一番の観光地である世界遺産「グランプラス」。
このページでは、そんなグランプラスの見どころについて、女子旅目線でまとめてみました。
そもそも「グランプラス」って何?
グランプラスは、ブリュッセル市庁舎を含む 歴史的な建造物で囲まれた「広場」。
1998年にユネスコ 世界遺産に登録されています。
広場の大きさは、約70×110メートルで、季節ごとにイベントが行われたりも。
その素晴らしさは、かのヴィクトルユゴーが「世界一美しい」と称賛したほど。観光客のみならず地元の人々に愛される名所です。
それぞれの建物の解説と見どころ
ブリュッセル市庁舎
グランプラスで最も目を惹くのが、約100メートルの高さを誇るブリュッセル市庁舎です。
フランボワイヤンゴシック様式で建てられています。
ブリュッセル市の観光案内所にもなっていますので、ぜひ中に入ってみましょう!
「ブリュッセル市庁舎」はここに注目!
棟の先端にある天使の像!
ドラゴンを退治するブリュッセルの守護天使だそうです。風によって方向が変わる「風向針」です。
王の家
ブリュッセル市庁舎のお向かいにある、グランプラス第2のシンボルが「王の家」です。
1536年建造、1872年再建。
現在は市立博物館になっていて、歴代の「小便小僧」の衣装の展示などがあります!
「王の家」はここに注目!
屋根の上に並んでいる、青銅の像!
オペラグラスなど持参して楽しむのがオススメです♪
ブラバン公爵の館
歴代のブラバン公爵の像がズラーっと飾られていることから、「ブラバン公爵の館」と呼ばれている建物。
実際は、公爵が住んでいたわけではなく、さまざまな職人の集まりの場として使われていました。
ギルトハウス
グランプラスを取り囲むのは、そのほとんどが「ギルトハウス」と呼ばれる建物です。
「ギルド」とは、中世ヨーロッパの同業者組合のこと。
そして「ギルドハウス」は、それら職人さんたちの寄り合い所のようなものです。
ギルドハウスの屋根には、その職業を表すモチーフ像が飾られています。
↑上の写真は左から、「船頭の家(船の飾り)」「射手の家(フェニックス)」「樽屋の家(地球儀)」「油商の家(油商の守護神)」…
↑画像左から2番目の「画商の家」には、ヴィクトルユーゴーが住んでいたことも。
「ギルドハウス」はここに注目!
屋根の上の、それぞれのモチーフも見どころですが、「肉屋の家」の右隣、「星の家」にある「セルクラースの像」はそれ単独で観光スポットになるほど有名です。
セルクラースは、14世紀の英雄。
彼の右手に触ると幸運が訪れるといわれているため、像は数多くの観光客に触れられてツルツルになっています。
夜も素晴らしい!
世界一美しいグランプラスですが、夕景や、夜の景色も素晴らしい事で有名です。
寒い季節が多いブリュッセルですので、お昼はゆっくりと観光し、夜のイルミネーションはササッと楽しむのがオススメ。
季節ごとのイベントにも注目!
フラワーカーペット
2年に一度、8月中旬に行われる「フラワーカーペット」は、それをメインにしたツアーが組まれるほど人気のシーズンイベントです。
その年ごとのテーマが決められており、図案のデザインから含めると1年がかりで作られます。
クリスマス
クリスマスには、音と光のショーが行われます。
グランプラスのシンボルであるブリュッセル市庁舎を大きなスクリーンに見立てて、趣向を凝らした映像が投影されます。
グランプラスの地図 アクセス
最寄り駅は、メトロ(地下鉄)のDe Brouckere駅。
いろんな観光の拠点になります。(グーグルマップで開く)